出会いアプリ「マリッシュ」を使っていると、「真剣な出会いを求める人が多い」と感じる一方で、残念ながら軽い目的の利用者（いわゆる“ヤリモク”）が紛れ込むこともあります。本記事は、40代女性が冷静に相手を見極め、安全に出会いを楽しむための実践的なチェックリストと対処法をお伝えします。恐怖を煽るのではなく、経験値のある大人の女性が自信を持って判断できるようになることを目的としています。
目次
マリッシュにもヤリモクはいるの？
マリッシュは「再婚・真剣交際向け」だけど油断は禁物
マリッシュは再婚や真剣な交際をうたう会員が多く、落ち着いた出会いが期待できるプラットフォームです。しかし、ユーザー数が増えるほど目的の多様化は避けられません。「真面目な人が多い」＝「ヤリモクがゼロ」ではない点は押さえておきましょう。
ヤリモク男性が紛れ込む理由とは
ヤリモクが混じる背景はさまざまです。たとえば無料期間を利用して手当たり次第に連絡する人、再婚希望の女性＝若く落ち着いた相手と思い込んで近づく人、単に“大人の恋愛”を求める人など。見た目や年代だけで安全とは言い切れません。
マリッシュでヤリモクを見分けるポイント7選
以下は、プロフィールややり取りの中ですぐにチェックできる“7つの危険信号”です。各項目に「なぜ怪しいか」「具体例」「見抜くコツ」を併記します。
1）プロフィール写真が「イケメンすぎる」「顔出しNG」
理由：写真で魅力を強調しすぎる人は“見た目重視”の行動を取りがち。顔出しNGは素性を隠したい可能性があります。
具体例：「プロフィールは筋トレ後の上半身写真ばかり」「顔写真は遠目・サングラス着用」
見抜くコツ：自然な笑顔や複数のシチュエーション写真があるか確認。顔出しが1枚だけで極端にセクシーなら警戒を。
2）自己紹介文が短く、恋愛目的がぼやけている
理由：自己開示が少ない人は深いコミュニケーションを避ける傾向があるため、軽い関係を望む可能性があります。
具体例：「よろしく」「気軽に話せたら」だけで趣味や仕事の記載がない。
見抜くコツ：趣味や価値観、過去の簡単な説明がある人は誠実度が高い。質問しても答えがそっけない場合は要注意。
3）LINE交換を急ぐ
理由：アプリ外へ早く移動させるのは連絡のコントロールを取りやすくするため。運営の監視が及ばない場で早期に会話を濃くしてくるケースが多いです。
具体例：「すぐLINEにしよう」「このあと連絡先教えて」など頻繁に要求する。
見抜くコツ：アプリ内で1週間ほどやり取りし、互いの目的が確認できてから交換するルールを自分に課しましょう。
4）初対面で夜デートを提案する
理由：夜の密室化やその場の空気で距離を縮めようとする行為は典型的な危険サインです。
具体例：「今週会える？夜ならバーで」「食事⇒そのまま軽く…」と夜を指定する。
見抜くコツ：初回は昼間・短時間のカフェを提案し、相手の反応を見ます。夜のみ希望するなら慎重に。
5）「寂しい」「癒されたい」など感情アピールが多い
理由：感情に訴えかけて同情や信頼を早期に得ようとする人は、性的・感情的な目的で近づくことがあります。
具体例：「最近仕事で疲れて…癒やされたいな」「一緒にいてくれる人が欲しい」連発。
見抜くコツ：共感はするけれど、「具体的にはどんな関係を求めている？」と突っ込んだ質問で本気度を確認します。
6）平日昼間の連絡が少ない／連絡が不定期
理由：本気で家庭や再婚を考える人は生活リズムが安定しています。夜間だけ連絡が活発だと“夜の時間”を主戦場としている可能性が。
具体例：平日は返信なし、週末深夜に連絡が活発になる。
見抜くコツ：平日のちょっとした会話への反応や、約束の連絡の取り方で誠実さをチェックしましょう。
7）会話がいつも下ネタ・ボディタッチ多め
理由：口説きに直接来る、性的な話題で距離を詰めるのは典型的なヤリモク行動です。
具体例：「写真見たい」「今の服装気になる」「会ったらいろいろしたいね」など。
見抜くコツ：不快であれば即座に話題を変えるか警告する。相手が謝らずに押してくるなら切りましょう。
ヤリモクに引っかからないための予防策
「見抜く」だけでなく、日常の使い方を工夫して被害を未然に防ぐことが大切です。ここでは具体的な手順と会話例を示します。
やりとりの段階で本気度を確かめる質問
- 「結婚や再婚について、どんなペース感で考えていますか？」
- 「休日は普段どんな過ごし方ですか？」
- 「過去の恋愛で大切にしていることは何ですか？」
ポイント：表面的な「好きな食べ物」より価値観に関する質問は本気度がわかりやすいです。
LINE交換のタイミングは慎重に
ルール例：
- アプリ内で3〜7回ほど価値観や生活リズムを確認する。
- 昼間のやり取りが安定してから交換する。
- 交換時は「仕事の都合で返信が遅くなる」と一言添える。
初回デートは昼・短時間で様子を見る
おすすめ：カフェで1時間〜90分程度。終わりの時間を自分で決めておき、切り上げる理由（次の用事）を用意しておくと安心です。
もしヤリモクだった場合の対処法
被害を受けた場合や不快な体験をした場合の行動指針を整理します。大人の対応ができるのも経験の強みです。
連絡を絶つ・ブロックする
不快なメッセージが続く場合は、迷わずブロックと非表示を。感情的なやりとりは避け、記録を残しておくのが賢明です。
運営に通報する方法
アプリ内の「通報」機能を使い、メッセージのスクリーンショットや日時を添えて報告しましょう。マリッシュなどの運営は、通報があると調査を行い、場合によってはアカウント停止などの対応を取ります。
気持ちを切り替えるためのメンタルケア
- 信頼できる友人に話す（相談することで冷静になれる）
- 趣味や習い事で気持ちを切り替える（自己肯定感を保つ）
- 一度アプリを休む「デジタルデトックス」も有効
ポイント：被害を受けた自分を責めないこと。自衛は経験で磨かれるスキルです。
安心して出会うためにできること
最後に、前向きに出会いを楽しむための実践的なコツをお伝えします。
プロフィールで「真剣交際希望」を明確に書く
自分の希望（再婚の意思、子どもの有無、生活スタイルなど）を具体的に書くことで、あらかじめ目的の合う人とマッチしやすくなります。
相手の「行動」と「言葉」に一貫性があるか確認する
言葉だけで“将来の約束”をする人より、 小さな約束を守る行動があるか を見ること。会う時間を守る、事前に予定を立てる、誠実に返信する——こうした日常の積み重ねが本気度の証拠です。
まとめ：自分を守りながら、前向きに出会いを楽しむために：
マリッシュは真剣な出会いを叶えるための有力な手段ですが、どのサービスにも一定数の軽い目的の利用者は混ざります。重要なのは恐れることではなく、見抜く力と自分なりのルールを持つこと。
- プロフィールとやり取りの「小さな矛盾」を見逃さない。
- LINE交換や初回デートのルールを自分で決める。
- 不快な相手はためらわずに切る（ブロック・通報）。
- 何より自分の直感を大切に——違和感を感じたら距離をとる勇気を。
出会いは楽しむもの。経験を重ねた大人女性だからこそ、落ち着いて相手を見定め、「自分のための出会い」を大切にしてください。
付録：すぐ使える会話テンプレ（安全確認用）：
- 「休日はどんな風に過ごすことが多いですか？家族や趣味の時間を大切にしたいので参考に聞きたいです」
- 「再婚についてはどのくらい真剣に考えていますか？お互いのペースを合わせたいと思っています」
- 「初回は昼のカフェで短時間が安心です。いかがですか？」
これらの一言で相手の態度や反応が見えます。誠実な人は自然に答えてくれますし、軽い目的の人ははぐらかすことが多いです。